本ページはプロモーション(広告)を含みます。

個人事業主の請求書作成ソフト4つを比較|無料で足りる人・有料が要る人

公開日:2026-10-15 最終更新日:2026-10-15  執筆:AIツール比較ノート編集部

この記事では、個人事業主向けの請求書作成ソフト4つを、確認日つきの表と「3つの質問」で比べます。
結論:無料のまま1通ずつ作れればよい人はfreee請求書かMisoca、確定申告ソフトと同じ会社でそろえたい人は、使っている会計ソフトに合わせるのが近道です。
見積から入金までを案件ごとに管理したい人はboardが候補です。月の通数が少なく、記載事項を自分で確認できるなら、ソフトを使わない選択もあります。

この記事の確認日:2026-10-15
前提:令和8年分(2027年に申告する分)の事業を想定しています。
執筆:AIツール比較ノート編集部(各社の公式サイトと国税庁の公開情報をもとに作成)
インボイス制度そのものの詳しい説明は、国税庁の案内を確認してください。本記事は請求書ソフト選びが目的です。

結論:個人事業主向けの請求書作成ソフト4つを比較

まずは4つのソフトを1つの表で並べます。料金や無料プランの条件は本文には書かず、この表(確認日つき)にまとめています。

ツール無料プラン有料プラン日本語対応向いている人
freee請求書無料プランあり(発行枚数・期間無制限、インボイス制度対応。定期請求は1件まで、ユーザーは1〜3人まで。一括発行・一括メール送付・郵送代行、合算・分割請求は不可)スタンダード 年払い23,760円(月あたり1,980円)(税抜)。一括発行を使う場合は送信料金が別に年払い57,000円〜(月あたり4,750円〜、税抜)日本語(国内サービス)請求書の枚数を気にせず、無料で適格請求書を1通ずつ作成・送付したい個人事業主公式サイト
マネーフォワード クラウド請求書無料プランなし。1ヶ月間の無料トライアルあり(クレジットカード不要、1事業者1回、有料プランへの自動移行なし、一部利用できない機能あり)パーソナルミニ 年払い10,800円(月あたり900円)〜(税抜)。月払いは1,280円/月(税抜、2026年12月1日から1,680円/月に改定予定)日本語(国内サービス)マネーフォワード クラウド確定申告とあわせて、同じ基本料金の中で請求書も作りたい個人事業主公式サイト
Misoca(ミソカ)無料プランあり(請求書は月10通まで、見積書・納品書・領収書は無制限。同時利用は不可、郵送代行は不可、サポートはWebFAQのみ)。有料の年契約プランは初年度無料キャンペーンあり(2027年3月31日までの申込分、自動更新の決済方法の登録が必要、1事業者1回)プラン15 年額8,800円(月あたり733円)(税抜)。初年度はキャンペーンで無料日本語(国内サービス)請求書の通数が無料プランの上限に収まるなら無料で、増えても年額をおさえて請求書を作りたい個人事業主公式サイト
board無料プランなし。30日間の無料お試しあり(有料登録しない限り自動で請求されない)Personal 月額1,200円(税抜)。月払いのみ(年払いなし)日本語(国内サービス)見積から請求・入金までを案件単位でまとめて管理したい個人事業主(Personalプランは個人のみ・1名)公式サイト

※料金・機能は2026-10-15時点で編集部が公式サイトを確認したものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

比較表の見方

請求書ソフトは、無料プランの条件やプランの名前がよく変わります。表の下にある確認日を見て、古ければ公式サイトで最新の内容を確かめてください。

そもそも請求書作成ソフトは必要?Excel・テンプレートとの違い

請求書は、Excelや無料のテンプレートでも作れます。ソフトとの大きな違いは、「書き方が合っているかを自分で確認するか、ソフトの様式に任せるか」と「作成後の送付や管理まで任せられるか」です。

ソフトがなくてもよい人

この場合、無理にソフトを使う必要はありません。ただし、記載事項のもれは自分で防ぐ必要があります。

ソフトを使うと楽になる人

インボイス(適格請求書)に必要な6つの記載事項

インボイス(適格請求書)とは、消費税の「仕入税額控除」(仕入れのときに払った消費税を、自分が納める消費税から差し引くこと)に使う請求書のことです。請求書を受け取った取引先が、この控除を受けるために保存します。国税庁は、インボイスなどの保存が仕入税額控除の要件になると案内しています(国税庁 タックスアンサー No.6498、No.6351 納付税額の計算のしかた、令和8年4月1日現在)。

記載事項は、次のように示されています(国税庁 No.6625 適格請求書等保存方式の概要、令和8年4月1日現在)。

#記載事項自分で作るときの確認ポイント
1書類作成者の氏名または名称と登録番号自分の名前(屋号)と、適格請求書発行事業者の登録番号が入っているか
2取引年月日取引をした日が入っているか
3取引内容(軽減税率の対象品目である旨)何を提供したかと、軽減税率の対象があればその旨
4税率ごとに区分して合計した対価の額(税込または税抜)と適用税率税率ごとに合計を分けているか
5税率ごとに区分した消費税額等税率ごとの消費税額が入っているか
6書類の交付を受ける事業者の氏名または名称取引先の名前が入っているか

小売業・飲食店業・タクシーなど一部の業種では、4のうち適用税率と、5の消費税額等は、どちらか一方の記載でよく、6は不要とされています(同ページ)。4のうち「税率ごとに合計した対価の額」は省けません。

Excelやテンプレートで作る場合は、この6つを自分で満たす必要があります。ソフトの場合も、公式がインボイスの様式に対応しているかを確かめてから選ぶと安心です。

3つの質問で選ぶ

ここからは、上から順に答えていくだけで候補を絞れるようにしています。

Q1 請求書を月に何通出すか

無料プランがあるのはfreee請求書とMisocaです。ただし、どちらも無料プランには条件があります。

自分の月の通数が上限に収まるかは、比較表の無料プランの欄で確認してください。

Q2 確定申告に使う会計ソフトは何か

請求書ソフトと会計ソフト(確定申告ソフト)を同じ会社でそろえると、契約や管理をまとめやすくなります。

boardは、請求や支払いのデータを freee会計・マネーフォワード クラウド会計・弥生会計(オンライン含む)などへ連携できると案内しています(board公式)。個人向けの確定申告ソフトとの連携の範囲は、公式ヘルプで確認してください。

Q3 郵送・毎月の自動作成・入金管理が要るか

答え別の早見表

あなたの答え候補になりやすいソフト
月の通数が少なく、無料で1通ずつ作れればよいfreee請求書、Misoca(どちらも無料プランの条件は比較表を参照)
マネーフォワード クラウド確定申告を使っているマネーフォワード クラウド請求書
やよいの青色申告 オンラインを使っているMisoca
freee会計を使っている、または会計ソフトは別で決めたいfreee請求書
見積から入金まで案件ごとに管理したいboard
月に数通で、記載事項を自分で確認できるソフトなし(Excel・テンプレート)も選択肢

freee請求書:向いている人・向いていない人

freee請求書

見積書・発注書・納品書・請求書を作成・送付でき、インボイス制度に対応した請求書を発行できるクラウド請求書サービス(freee会計の契約がなくても利用可)。

  • 無料プラン:無料プランあり(発行枚数・期間無制限、インボイス制度対応。定期請求は1件まで、ユーザーは1〜3人まで。一括発行・一括メール送付・郵送代行、合算・分割請求は不可)
  • 有料プラン:スタンダード 年払い23,760円(月あたり1,980円)(税抜)。一括発行を使う場合は送信料金が別に年払い57,000円〜(月あたり4,750円〜、税抜)
  • 向いている人:請求書の枚数を気にせず、無料で適格請求書を1通ずつ作成・送付したい個人事業主
公式サイトで詳しく見る

特徴

出典:freee請求書 料金ページ、freee請求書 無料プランのページ

向いている人

向いていない人

マネーフォワード クラウド請求書:向いている人・向いていない人

マネーフォワード クラウド請求書

見積書・納品書・領収書・請求書を作成・送付できるクラウド請求書ソフト。インボイス制度に対応した請求書・納品書・領収書を作成できる。個人事業主向けプランの基本料金には、クラウド確定申告などのサービスも含まれる。

  • 無料プラン:無料プランなし。1ヶ月間の無料トライアルあり(クレジットカード不要、1事業者1回、有料プランへの自動移行なし、一部利用できない機能あり)
  • 有料プラン:パーソナルミニ 年払い10,800円(月あたり900円)〜(税抜)。月払いは1,280円/月(税抜、2026年12月1日から1,680円/月に改定予定)
  • 向いている人:マネーフォワード クラウド確定申告とあわせて、同じ基本料金の中で請求書も作りたい個人事業主
公式サイトで詳しく見る

特徴

出典:マネーフォワード クラウド請求書 個人事業主向け料金ページ、インボイス制度への対応状況(公式FAQ)、トライアル期間中に使える機能(公式FAQ)

向いている人

向いていない人

Misoca:向いている人・向いていない人

Misoca(ミソカ)

見積書・納品書・請求書・領収書を作成してメール送付やPDF出力ができる弥生のクラウド請求書サービス。適格請求書(インボイス)の様式で請求書を作成できる。

  • 無料プラン:無料プランあり(請求書は月10通まで、見積書・納品書・領収書は無制限。同時利用は不可、郵送代行は不可、サポートはWebFAQのみ)。有料の年契約プランは初年度無料キャンペーンあり(2027年3月31日までの申込分、自動更新の決済方法の登録が必要、1事業者1回)
  • 有料プラン:プラン15 年額8,800円(月あたり733円)(税抜)。初年度はキャンペーンで無料
  • 向いている人:請求書の通数が無料プランの上限に収まるなら無料で、増えても年額をおさえて請求書を作りたい個人事業主
公式サイトで詳しく見る

特徴

出典:Misoca 料金ページ、弥生のFAQ(Misocaのインボイス対応)、やよいの青色申告 オンライン 製品ページ

向いている人

向いていない人

board:向いている人・向いていない人

board

見積書・請求書などの書類を案件ごとに作成・管理し、受注・納品・請求・入金の管理から売上見込みの把握までできるクラウドサービス。適格請求書・適格返還請求書を作成でき、freee会計・マネーフォワード クラウド会計・弥生会計などへ請求・支払いデータを連携できる。

  • 無料プラン:無料プランなし。30日間の無料お試しあり(有料登録しない限り自動で請求されない)
  • 有料プラン:Personal 月額1,200円(税抜)。月払いのみ(年払いなし)
  • 向いている人:見積から請求・入金までを案件単位でまとめて管理したい個人事業主(Personalプランは個人のみ・1名)
公式サイトで詳しく見る

特徴

出典:board 料金についてのヘルプ、board公式

向いている人

向いていない人

確定申告ソフトと一緒に選ぶ

請求書ソフトは、確定申告に使う会計ソフトと組み合わせて考えると選びやすくなります。公式で確認できた範囲を表にしました。

請求書ソフト会計ソフトとの関係(公式で確認できた範囲)
マネーフォワード クラウド請求書個人事業主向けプランの基本料金に、クラウド確定申告などのサービスも含まれる
Misoca弥生の製品。やよいの青色申告 オンラインに請求書データを自動で取り込み・仕訳できる
freee請求書freee会計の契約がなくても使える
board請求・支払いのデータを freee会計・マネーフォワード クラウド会計・弥生会計(オンライン含む)などへ連携できる(個人向けの確定申告ソフトとの連携の範囲は公式ヘルプで確認)

確定申告ソフトそのものをまだ決めていない人は、確定申告ソフト3社の比較から選ぶと、請求書ソフトも自然に決まりやすくなります。会計ソフトをfreeeかマネーフォワードで迷っている人は、freee とマネーフォワードの違いを詳しく比べた記事も参考にしてください。

費用をかけずに始めたい人は

請求書は無料プラン(freee請求書・Misoca。条件あり、比較表を参照)で作り、確定申告の費用も抑える、という組み合わせも考えられます。確定申告をどこまで無料でできるかは、無料で青色申告する方法と、65万円控除までにかかる費用を整理した記事で整理しています。

電子データで送った請求書の保存について(電子取引)

国税庁は、令和6年1月1日から、請求書・領収書・契約書・見積書などに関する電子データを送付・受領した場合には、その電子データを一定の要件を満たした形で保存することが必要になったと案内しています(国税庁 電子取引関係)。

つまり、請求書を受け取った側だけでなく、電子データで請求書を送った側も、保存について考える必要があります。

保存の具体的な要件は、同じページにある国税庁のパンフレット「電子取引データの保存方法」や「電子取引データ保存要件チェックシート」で確認してください。各ソフトに保存のための機能があるかどうかは、本記事では確認していないため、契約前に各社の公式サイトで確かめてください。

よくある質問

請求書ソフトから確定申告もできますか?

本記事の4ツールは、公式では請求書などの書類を作成・管理するサービスとして案内されています。確定申告書は、確定申告ソフトや国税庁の確定申告書等作成コーナーで作ります。マネーフォワード クラウド請求書の個人事業主向けプランは基本料金にクラウド確定申告なども含まれ、freee請求書はfreee会計と別に契約しなくても使えます。

郵送もできますか?

freee請求書の無料プランとMisocaの無料プランでは、郵送代行は使えません。有料プランでの郵送の可否と料金は、カードと各社の公式ページで確認してください。

無料期間が終わったら自動で有料になりますか?

マネーフォワード クラウド請求書は、トライアル後に有料プランへ自動で移らないと案内しています。boardは、有料登録しない限り自動で請求されないと案内しています。Misocaの初年度無料キャンペーンは、自動更新の決済方法の登録が条件です。

まとめ

4つのソフトの大きな違いは、「無料プランがあるか」と「どの会計ソフトと組み合わせるか」です。料金と無料の条件は比較表に戻って、確認日とあわせて確かめてください。

あなたのタイプおすすめの候補
無料のまま、適格請求書を1通ずつ作りたいfreee請求書、Misoca(無料プランの条件は比較表を参照)
マネーフォワード クラウド確定申告で申告するマネーフォワード クラウド請求書
やよいの青色申告 オンラインで申告するMisoca
会計ソフトとは切り離して請求書だけ整えたいfreee請求書
見積から入金まで案件ごとに管理したいboard
月に数通で、記載事項を自分で確認できるソフトなし(Excel・テンプレート)
確定申告ソフトから決めたい確定申告ソフト3社の比較

※本記事は、2026-10-15時点の公式情報をもとに作成しています。インボイスや電子取引データの保存について個別の判断が必要な場合は、税務署または税理士に確認してください。